プリンセス・ドリーム (野村正憲 作曲)
演奏会のオープニングを飾りました。曲名のとおり、まさにお姫様が夢を見ているような可愛らしい行進曲です。
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パッヘルベルのカノン (小島里美 編曲)
カノンと言えばコマーシャルやドラマなどで数多く使われている大変有名な曲です。作曲者のパッヘルベルは1653年に生まれ、1706年に没したドイツを代表するオルガニストの一人です。コラールを中心とした作曲法はバッハに大きな影響を与えたと言われています。
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氷河特急 (高橋伸哉 作曲)
作曲者の高橋伸哉さんは多くのスクールバンドで演奏されるようにと技術的にも容易で親しみやすいメロディーを基調とし、編成も小編成用としてこの曲を作ったそうで、コンクールやコンサートでも演奏される機会が多い曲です。この曲は、スイスのアルプスを走る観光列車である氷河特急の爽快感やスピード感を色彩豊かに描いた作品です。氷河特急の真っ赤な車体の色が快晴の青空や草原の緑、アルプスの山々の白と見事に調和し、豊かな色彩を実感させてくれます。その鮮やかな色合いやアルプスの雄大な自然を軽快な曲想に乗せて表現しています。
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ラデツキー行進曲 (網代景介 編曲)
作曲者であるヨハン・シュトラウスは親子二代にわたる作曲家で、この曲はその父ヨハン・シュトラウスT世の作品です。題名にもありますラデツキーとは、かつてイタリアを征服したオーストリアの将軍の名前で、彼の名誉を讃えるために、ヨハン・シュトラウスが亡くなる前年に作曲したものです。しかし、その愛国的な内容が当時の反革命勢力に利用されたために、元々保守派とみられていたヨハン・シュトラウスは一時は亡命せざるを得なくなったと言われています。現在では勿論そういうこととは全く関係無く、ご存じのように、ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートのアンコールで演奏されるなど親しみやすいメロディーが数多くの聴衆の心をつかんでいるところです。
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プラウド・メアリー (小島里美 編曲)
この曲は元々1960年代後半に人気のあったロックグループCCRのヒット曲でした。それをモチーフに、1970年代になってからアイク&ティナ・ターナーやエルビス・プレスリーなどが歌ってスタンダードナンバーとなったものです。フジテレビのバラエティ番組「笑う犬の冒険」でも使用されていました。演奏会ではトロンボーンやアルトサックスをはじめとして各楽器のソロが随所に散りばめられた賑やかなバージョンで演奏しました。
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ムーンライト・セレナーデ (小島里美 編曲)
この曲はグレン・ミラー作曲の大変有名な曲です。グレン・ミラーはその独自のスタイルを築き、多くの名作を残して大成功を収めています。彼がヨーロッパ旅行中に飛行機事故に遭うまでを描いた映画「グレン・ミラー物語」のテーマ音楽がこのムーンライト・セレナーデです。この曲は1935年頃、グレン・ミラーが作曲と編曲の練習用に作曲したものだと言われていますが、かなりの秀作のため、急遽レコーディングされることとなり、そのときにこのタイトルがつけられたそうです。2004年に公開された映画「スウィング・ガールズ」の劇中でもこの曲が演奏されていました。
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はじめから今まで (小島里美 編曲)
マイ・メモリー (オルモー・コン・アヤコ 編曲)
2004年は空前の韓国ドラマブームでした。特に「冬のソナタ」の主役・チュンサンを演じたペ・ヨンジュンは「ヨン様」と呼ばれ、彼が来日した際の騒動は社会現象にもなり、書店やレコード店では韓国ドラマ関連の本やサントラCDが所狭しと置かれています。なぜ韓国ドラマが日本、とりわけ女性層の心をつかんだのか、諸説言われていますが、やはり何と言っても、日本のドラマではすっかり消えてしまった純粋に人を愛するということの描写ではないでしょうか。演奏した2曲は、いずれも「冬のソナタ」で使用されていた曲で、甘く切ないあのドラマの雰囲気を醸し出しています。
「My Memory」については、団のメンバーが全国に先駆けて2004年春に吹奏楽へのアレンジを依頼し、2004年7月に旭川市民文化会館で行われました「旭川吹奏楽祭」におきまして、愛別吹奏楽団が全国で初めて演奏した曲です。
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メモリーズ・オブ・ヘンリー・マンシーニ (真島俊夫 編曲)
数多くの映画音楽を手掛けた作曲家、ヘンリー・マンシーニは多くのヒット作を生み出し、その作品は映画音楽の枠から飛び出してカバーされ、様々なジャンルの演奏家が取り上げています。この曲はその中でも特に優れた作品を選りすぐり構成されています。使用楽曲は「子象の行進」「ピンクパンサーのテーマ」「ひまわり」「いつも二人で」「ムーン・リバー」の5曲です。いずれ劣らぬ名曲ばかりですが、演奏会では普段吹奏楽で使われることのない鍵盤ハーモニカの演奏が入りました。
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ソーラン・ファンク (星出尚志 編曲)
ソーラン節と言えば、北海道を代表する非常に有名な民謡です。最近では「YOSAKOIソーラン祭り」でロックやジャズにアレンジされたソーラン節に合わせて大人数で踊る様子が見られます。第6回定期演奏会のソーラン節は、吹奏楽とコーラスのコラボレーション用にアレンジされたものです。コーラスは入りませんでしたが、吹奏楽の演奏だけでも十分にノリの良いファンクなソーラン節が再現できました。
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