1982年の全日本吹奏楽コンクール課題曲です。タイトルのとおり、日が昇り、朝日が辺りを燦燦と照らすように、軽快なトランペットのファンファーレで始まる曲です。良くセレモニーなどでも演奏されます。
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First Love (小島里美 編曲)
1998年暮れ、日本の音楽シーンに彗星のごとく現れた宇多田ヒカルのナンバーです。彼女は当時、まだ若干17歳という年齢にもかかわらず、デビュー曲の「Automatic」を始めとするヒット曲を飛ばし、同世代の若者を中心として揺ぎ無い支持を得ている歌手です。数々のヒット曲の中から、しっとりとしたバラードを演奏しました。
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フレンズ (金山徹 編曲)
懐かしのナンバーです。当時としては珍しい女性ボーカルのバンド「レベッカ」のヒット曲ですが、1999年、広末涼子主演のテレビドラマ「リップスティック」主題歌として起用され、リバイバルヒットした曲です。
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ロマネスク (ジェームズ・スウェアリンジェン 作曲)
作曲者であるスウェアリンジェンは、スクールバンド向けの吹奏楽曲を数多く作曲しているアメリカを代表する作曲家で、独特のシンコペーションと、賛美歌を連想させる美しいメロディーを得意としています。「ロマネスク」は、比較的難易度の易しい曲ですが、スクールバンドの演奏で最大限の効果があるようにダイナミックで感動的な曲風に仕上がっています。演奏会では少人数で、どの位ダイナミックに、より感動的に演奏できるか愛別吹奏楽団の技量が問われる曲でした。
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イエスタディ・ワンス・モア (岩井直溥 編曲)
カーペンターズのナンバーで、1970年代を代表する名曲です。ボーカルのカレン・カーペンターは1982年に、拒食症という心の病によって短い一生を終えましたが、もう二度と聴くことのできない彼女の美しい歌声に、この曲の持つしんみりとした旋律がオーバーラップして、聴く者の心に感動を与える曲となっています。
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約束の場所で (小島里美 編曲)
吹奏楽コンクールという行事があります。コンクールというと、独特のノスタルジックな感情を持つ方も少なくありません。毎年、金賞目指して皆一丸となり、夏休み返上で曲づくりをおこないまして、結果としては一喜一憂することも、良き思い出として人々の記憶に刻まれていることでしょう。1999年4月から7月にかけてテレビで放送されたドラマ「L×I×V×E」は、ある高校の吹奏楽部が、廃部寸前の状態から立て直しを図り、コンクールで金賞を獲るまでの物語を描いたもので、全国の吹奏楽部員に希望を与えた作品でした。「約束の場所で」はドラマ挿入歌で、劇中その吹奏楽部がコンクールで演奏した曲です。
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古畑任三郎のテーマ (真島俊夫 編曲)
テレビドラマ「古畑任三郎」を書いた脚本家の三谷幸喜は、刑事コロンボのようなドラマを書きたいとかねてから考えていたようで、ようやく刑事ドラマの脚本の話が来たときには、いつもよれよれの服を着ているコロンボとは逆に、思い切って、スマートでいつも黒のスーツを格好良く着こなしている刑事を考えたそうです。そこで主役に起用されたのが、いつもキザな田村正和なのですが、くせのある二枚目半的な古畑任三郎のキャラクターは、二人で試行錯誤しながら決めていったそうです。演奏会ではオリジナルのテーマソングに、トランペットとトロンボーンのソロを加えたバージョンで演奏しました。
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ジャパニーズ・グラフィティX〜日本レコード大賞・栄光の昭和50年代〜
(磯崎敦博 編曲)
昭和50年代のレコード大賞は、紅白歌合戦と並ぶ年末の人気番組で、ほとんどの家庭のお茶の間で、年越しそばを食べながら過ごす家族団欒の定番となっていたものでした。演奏会ではその懐かしのナンバーから「北の宿から」「北酒場」「勝手にしやがれ」の3曲を演奏しました。
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行進曲「K点を越えて」 (高橋伸哉 作曲)
タイトルにあるK点とは、スキー・ジャンプに用いられるもので、本来はこれ以上飛ぶと危険とされていた線なのですが、この線を越えるか否かが勝負のポイントとなっているようです。この曲は、長野オリンピックでの日本スキー・ジャンプ陣の活躍に影響を受け、1999年の全日本吹奏楽コンクール課題曲の一つとして作曲されたものです。
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